【墓じまい事例/参考価格あり】那須烏山市の寺院墓地 | 和型墓石2.73㎡の撤去実例
今回は、那須烏山市のお寺様の境内にある和型の墓石の墓じまいです。
区画面積はそれほど大きくはないですが、立派な石塔とその周りを囲う石もしっかりされておりますので、石の量は多いです。
基礎もコンクリートで頑丈に作られておりました。
お墓の周辺は比較的広いのですが、そこにたどり着くまでの道が狭く、機械は斜面のある道を通らないと行けないので、カニクレーンは接近できず、小型ショベルカーしか入れませんでした。
まずは外柵や灯篭などの周りの石を、手や機械を使って外していきます。
石塔は小型ショベルで一番上の竿石と上台まではなんとか外せましたが、中台は重くて(概算で390kg程度)ショベルでは吊ることが困難です。
ですので、石を2つに割ることにしました。
秘密兵器「マキタ(Makita) 52mm充電式ハンマドリル 80Vmax HR006GZK」!
ハンマードリルは今まで16Vのタイプを使用していたのですが、パワー不足が否めず苦労していたので、バッテリー機ではおそらく最強のこいつを導入しました。
8.0Ahのバッテリーを2個装着して15kgくらいあるのでかなり重いですが、その分パワーは素晴らしいです!
こんな感じで穴をあけていきます。
16Vのハンマードリルではなかなかドリルの刃が奥まで入っていかなくて苦労しておりましたが、80Vのニューマシンでは一瞬でした!
めちゃめちゃ感動しました!(笑)
そして空けた穴に「セリ矢」と呼ばれる石に内部から圧力をかけて割るための道具をセットしてハンマーで思い切り叩いていくと、、、
石に綺麗に亀裂が入り、パカッと割ることが出来ました。
これで一番重い中台(約390kg)を小型ショベルでも運べる程度の大きさ(それでも200kg近い)に分割することが出来ました。
難関であった中台の撤去はニューマシンのおかげでスムーズに進み、その他の石も順調に撤去出来ました。
そして最後の難関、基礎コンクリートです。
幸いにも布基礎なので、鉄筋さえ入っていなければ部分部分を壊してショベルで引っこ抜けるのです。
古いお墓だったので鉄筋は入っていないだろうと高を括っておりましたが、、、
しっかりと入っておりました。。
いや~、良い仕事をしてますね~こちらを建てた職人さん。
コンクリートの厚みも分厚く、強固に作られた基礎でした。
先ほどのハンマードリルでコンクリートを崩しながら、鉄筋をサンダーやカッターなどで切り、なんとか基礎を壊していきました。
なかなか苦労をしましたが、なんとか基礎コンクリートも全て解体して取り除き、ぽっかり空いた空間には土で埋め戻しいたしました。
一番上には川砂を敷いて、防草シート等も元の通りに戻し、砂埃などで汚してしまった周辺の掃除を念入りにして墓じまい完成です。
ありがとうございました。
【お墓の情報】
場所:栃木県那須烏山市 寺院墓地 N様御墓所
石種:グレー系御影石、白河石、大谷石
基礎:鉄筋コンクリート
施工面積:間口4.7尺(1.43m) × 奥行6.3尺(1.91m) ≒ 2.73㎡
参考価格:29~35万円(税抜)
備考:石量多い、機械の隣接が困難、隣の墓石と密着、手作業による粉砕が必要